12、13日と、しまね働く女性きらめき応援会議・島根県・しまね女性センターの主催で「働く女性のキャリア応援塾」に登壇してきました。

この講座は3回シリーズ。そのうち最初の2回をわたしが担当します。
12日は松江で、13日は大田で1回目をやってきましたよ
どちらも15人くらいで、県内の企業さんから1、2人の女性が参加の、合同研修です。

 

キャリアデザインのワークを5時間×2回で、
地元企業で働く女性の皆さん、年代は幅広い、ということだけがわかっていて
どんなキャリア観なのかは土地勘もなくてわからないし、体感もあまりなくて
さてなにをどこまでやろう、なにをゴールにしようかなと考えて、

まあ、キャリアデザインでお伝えすることの原理原則はかわらないのですが
様子も確認しながら進められるゆとりのある形がいいなと。

というわけで、
いつものワークをすこし丁寧にやる形にマイナーチェンジしたり
(ワークシートも少しずつ変えてみたり)
今回初めてやるワークを盛り込んでみたり(←大成功♪)
わたしなりの、小さなチャレンジも入れながらの2日間でした

 

行政主催で企業さんの合同研修っていうのは、
特に地方では、もっとされるといいなと思いましたよ
(商工会議所主催などでもいいですね)

こんな理由で↓↓

日頃は職場に女性が少なかったり、職場と家の往復だけで他の人と話す機会がなかったり
人間関係が狭くて「自分の思い」を正直に言うのが難しかったり、
あらためて仕事の話をする機会が薄かったりっていうなかで
こうやって、シャッフルされた一期一会のメンバーだからこそ
「心を開いて話せて、すごくいいメンバーでした!」とみなさんがおっしゃり
「うちのグループが一番ですよ」なんておっしゃる(笑)←他グループもそういってますからw

 

自社のなかだけでは表現しなかった「自分の仕事への思い」も
無関係な、でも女性同士という中でまっすぐ語れたり
たくさんのイイところを見つけてもらえたり
思いもよらない言葉で自分を表現してもらったり
ちょっとした悩みや、弱みも見せられたり、
年上の、少し落ち着いた年齢のメンバーからアドバイスももらえたり。

 

「いや、上司に行けって無理やり来させられて、ゆううつだったんですけど
午前中、めっちゃ時間早かったです!」

…そんな笑顔も見せてもらえました。うれしいですね。。

 

キャリアデザインの効果って、まだまだ、全然浸透していないのですが
社員一人一人のキャリア自律を職場が支援しながら
お互いがWINWINになる形を作っていくことが、今だからこそ、とても大切だと思います。

そうやっていくことで
「会社にしてもらえることを待つ、社員」ではなく
「自分が会社に何を為すのか、どう関わったら自分も楽しいのかを
考えられる社員」が増えることは、会社にとってもイイコトなのです。

 

そんな主体的で自律的な人の輪が広がるといいなあ、と思い過ごした2日間でした。